5月の後半に行った、ヘンリー・ダーガー展と原美術館について記しておきます。

ヘンリー・ダーガーについて僕に教えてくれたのは友人の≫orangeobjec君 です。

ヘンリー・ダーガー本人の特異性(知的障害と診断されたこと、孤独な生涯を送ったこと、など)と膨大な量の作品が「ヘンリーの死後」発見されたこと、そして、作品の特異性などから、短期間で理解するのは難しそうだ、と感じていたのですが、今回の展覧会は「入口」としてはちょうど良い、との思いから出掛けました。

あと、天気の良い日だったので、原美術館のオープンカフェはさぞ、気持ちよかろう、とも思っていましたよ。


原美術館は品川駅から歩いて10分くらいかな。 「こんなところに美術館なんてあるの?」 っていう感じの住宅街に、さりげなく存在します。


原美術館2

緑の多い原美術館入口

原美術館1

ヘンリー・ダーガー展の看板



原美術館3

右奥に見えるのが原美術館入口


原美術館はこじんまりしたスペースなので、作品数はそう多くありませんでしたが、あれでも日本国内では珍しいほど多数の作品展示であったようです。


ヘンリーの作品は本来は「物語」であって、断片的に見せられてもちょっと難しい部分はありましたが「ヴィヴィアンガールズ」っていうのは発想といい、響きといい、クールですね。あと、ヘンリーの作品が世に出るにあたって、家主のネイサンラーナーの役割が大きかったことも興味深かったです。

「アウトサイダー アート」というジャンルそのものに触れたのもほぼ初めてなので、今後の美術展めぐりに繋がっていくと良いな、と思ってます。


ヘンリー・ダーガー展の展覧もそこそこに、オープンカフェへ移動。

以前来た時はちょっと寒かったんだよねー。この日は天気も良く、気持ち良かったです。



オープンカフェ1

オープンカフェの席より。「品川のビルの中にこんな美術館があるなんて」。

天気の良さも伝わるかな。

オープンカフェ2

展覧会ごとに形を変える「イメージケーキ」。レアチーズがベース。美味しかったよ。

オープンカフェ3

オープンカフェ遠景


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ブログの更新が滞っていた間にも美術展は結構行っていました。

「澁澤龍彦-幻想美術館」も2回行ったんだけど、最近行った展覧会を優先して、後に溯ろうかと思います。


6月の某日、上野の森美術館で『アートで候。会田誠・山口晃』展を展覧しました。

見る前から薄々気づいてましたが、会田誠さんはド変態ですな。嫌いじゃ無いですよ。
山口晃さんの作品は上手いんだけど、いまいちピンと来なかったかな



本展覧会にあった会田誠さんの「大山椒魚」「ジューサーミキサー」「滝の絵」は良いねぇ。この3作品にお金払ったようなもんだわ。

「大山椒魚」は図録の会田氏のコメント通り、首相官邸に飾って欲しいね。
「ジューサーミキサー」は似たような絵を見たことがあるので、オリジナリティがあるのかは微妙だけど、完成度の高さは見事。「明るい光に満ちた、現代的な地獄絵図を目指した」というのは完全に成功しているように思います。
「滝の絵」は描くの楽しかったと思うよ。誤解を恐れずに言うなら、デペイズマンの手法だよね、あれは。

ミュージアムショップで、会田誠作品集も見てみましたが、作品集を買う気はしませんでした。「作家を愛するか、作品を愛するか」は僕にとって永遠のテーマですが、会田誠は愛せないな。

今回の展覧会の作品は「こういう作品の方が一般受けするだろう」という安全運転なのでしょうか。


6/13上野1

上野の森美術館の壁にある看板。山口氏の細かい絵を背景にした会田氏の「大山椒魚」。



『アートで候。』の半券があれば半額、といわれたので、東京都美術館で「国立ロシア美術館」展も見てみました。
人物画も風景画も綺麗に描いてありましたが、当時のロシアの文化(服装とか)が良く分かってもなぁ。久しぶりに「見た美術展の図録」を購入しませんでした。
なんか、こう・・・「僕には美術的な好みが確かにあるんだな」と再認識する美術展でした。


6/13上野2

東京都美術館は、一番通ってるかなぁ。

6/13上野3

この日は天気も良く、湿度も低く、公園内は気持ちの良い空気でした。噴水には虹も掛かってましたよ。


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6/8平日休みにモネ展へ出掛けた際の感想を記しておきます。長いです。あとで編集する可能性があります。


早起きして、開館と同時に見ようと思っていたのですが、寝坊したのと朝食をがっちり食べたので、11時頃国立新美術館に到着。
チケット売り場に並ぶと「モネ展は入場まで10分待ちでーす。」という係員の声が聞こえてきました。
平日の午前でも人が多いなぁ、と思ったのですが、入場制限しているということは、館内は見やすいだろうと思い直しました。

展示室に入ると、すぐに目玉作品の一つ、≪日傘の女性≫がありました。月並みですが「見上げるようなアングルがいいなー」と。近距離から離れ目まで、いろんな距離感で見たい作品です。

『光』とタイトルの付いた区画では、≪サン=タドレスの海岸≫の暮れ行く海岸の夕日の微妙な光加減や、≪コロンブの平原、霜≫の地面の反射を見て、「明るい日差しを描くばかりが『光の魔術師』ではないんだなー」と感心しました。
≪コロンブの平原、霜≫はとても気に入りましたが、隣にあった≪アルジャントゥイユののセーヌ川≫はオルセー展で見た似たアングル≪アルジャントゥイユの船着場≫の方が良いかなと思いました。

『色彩』のコーナーに並んでいた、美しい花、色鮮やかな庭の絵はそれはそれで美しいけど、モネの真骨頂では無いのかなー、と思ったりしました。
『ジャポニズム』の区画には漁師小屋を異なるアングル、タッチで描いた作品が並んでいました。同じ年(1882年)に描かれているのですが、空の色、海の色、「光の捕らえ方」が全く違っていて、面白いです。描いた日の天気が違う、ということでは片付けられないですね。
あとは≪エトルタの日没≫がとても気に入りました。「一日の終わり」という哀愁よりはむしろ、太陽光の持つ根源的な生命力のようなものが幻想的なタッチと相まって感動的です。「モネは描きながら何を思ったんだろう。」と考えながらかなり長い時間見惚れていました。
≪ポール・ドモワの洞窟≫は近くで見るとなんだか全然わかりませんが、離れると見事な岩肌。最短距離から徐々に離れて楽しみたい作品です。

≪ルエルの眺め≫はかなり早い1858年の作品。写実的な作風で、「コローの作品」と言われたら信じてしまいそうです。近くにいた人が「写実的に描こうと思ったらいくらでも描けるのねー。」と言っていました。
≪アルジャントゥイユのレガッタ≫は晴天の明るい光と水面への反射を全面に出した作品。本展覧会で、一番明るい作風だったのではないでしょうか。こういうのもいいですね。
≪セーヌ川の朝、霧≫と≪セーヌ川の朝≫という朝靄の河の絵2点並んでいました。「右(セーヌ川の朝、霧)のほうがいいね。」と別々の2グループからほぼ同時に声が聞こえたのですが、僕は左の≪セーヌ川の朝≫の方が断然好き。皆さんはどっちが好きでしょうか。

良い絵が多かったので、この時点で満足度は非常に高かったのですが、ふと、ブリヂストン美術館で見た≪黄昏、ヴェネツィア≫が頭を過ぎりました。ブリヂストンで、見た≪黄昏、ヴェネツィア≫はそれはそれは感動的だったのです。
モネ展を見終わって、体力が残ってたら、ブリヂストンの「じっと見る・・・」展にもう一度行こうかなぁ、なんて考えてたら、ありました。≪黄昏、ヴェネツィア≫。ブリジストンの展覧品入れ替えで、こっちに来たんですね。
やっぱり、なんとも言えず・・・感動的な作品。ちなみにポストカードを購入した時に一番、がっかりした作品でもあります。実物のタッチが全然再現されて無いじゃん・・・てね(モネ展のショップでは売ってないと思います)。
ヴェネチアの水(水蒸気)、光、色。近くにある、≪大運河、ヴェネツィア≫などの作品と合わせて楽しみましょう。

後半に備えて、休憩所でしっかり休みました。すでに「いい展覧会だー」と満足していたのですが、後半も圧巻でしたよ。ここからは連作が多かったですね。
季節や時間帯を変えて描かれる、一連の≪積みわら≫。なんでも僕の好きなカンディンスキーはモネの≪積みわら≫を見たのが画家を目指すきっかけだったとか。実際に目にしたのはどの作品なんでしょうね。
ちなみに僕は≪ジヴェルニーの積みわら、夕日≫をついこの間、埼玉県立近代美術館の常設展示でも見てます。

ルーアン大聖堂はオルセー展でも見ていますが、今回来ている2点は別の作品。≪霧のルーアン大聖堂≫は「連作とは言え、良く描いたね。」と驚きました。というのも霧がかかって、建物の形なんてほとんどわからないのですから。しかし、図録によると、ルーアン大聖堂の連作はモネにとっても野心作だったとのこと。見た人が驚くのも計算でしょう。モネは確信犯ですな。
チャリング・クロス橋、ウォータールー橋、国会議事堂など、同じものを同じアングルで描いているのは面白いですね。積みわらと違って、同じアングルですから。しかし、どれも違う味のある作品に仕上がっているのは見事。連作を同時に見られるのは本当に贅沢だと感じました。

僕は結構、睡蓮を見てるほうだと思うんですよ。国立西洋美術館、川村記念美術館、ブリヂストン美術館で見ていますが、今まで見た以上の点数を一度に見られました。
睡蓮・積み藁などの連作は特に、ですが、描かれた年代にも注目してみてはいかがでしょうか。

あと、点数がすごいので、途中でちゃんと休憩しましょう。僕は休憩込みで2時間見ていました。
平日でもかなり混んでいますが、展示室自体は結構広い造りなので、人の流れに乗るのは止めましょう。牛歩で動く変な流れがあります。回りを見渡すと、意外と空いている箇所があります。空いてる所から見ましょう。

一日で堪能できるだけ堪能しきりましたが、それでもなお、もう一度行きたい、しあわせな展覧会でした!
(≪かささぎ≫と≪サン=ラザール駅≫に触れるのをわすれたな・・・両方、好きよ)


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なんか、食べ物の話が続いたので、美術展の話も書かないと。

4/3以降に行った美術展としては


「澁澤龍彦-幻想美術館」-(埼玉県立近代美術館)

ポンピドー・センター展「異邦人たちのパリ」(国立新美術館)・・・2回目


があります。

澁澤龍彦展は「シュルレアリスム展」で埼玉県立近代美術館に行ったので、早めに行ってきました。

感想は、もうちょっと図録を読んでからにします。

ポンピドー2回目は短文ですぐ書けますけど、一応、順番に。


あとはモネ展にいつ行くかですね。

ブリヂストンの「じっと見る~」展も、デ・キリコの作品などが追加されたから、もう一回行きたいし。

国立新美術館で、面白そうな企画展のチラシをごっそり持ってきたので、スケジュールを調整しよう。


シュルレアリスム展(埼玉県立近代美術館)

ポンピドー・センター展「異邦人たちのパリ」(1回目)


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4/3の話の続き


ジャンヌトロワでは≫ムース・オ・サクラ の他に、ギモーヴというマシュマロを購入しました。


ギモーヴ1

購入したギモーブ・フランボワーズ(きいちご)


「ただのマシュマロではない!」とオススメされていたのですが、確かにすごい。食感もさることながら、味と香りが抜群!

普通のマシュマロって、食感こそ楽しいですが、味はいたって普通ですよね。甘いだけというか。

パッションフルーツ味も美味しいらしいので、今度はそれを買おう。


ギモーヴ2

ギモーヴとカフェオレ


僕はカフェイン中毒なので、「甘いものには苦いコーヒー」が定番なのですが、撮影時は22時を過ぎていたので、カフェオレ(無糖)にしました。

ムース・オ・サクラ等は即日食べましたが、ギモーヴは10日前後日持ちするので、2日に分けて食べましたよ。多少日持ちするので、人にあげても喜ばれると思います。


あと、自宅でお菓子の撮影をするのが意外と楽しかったです。可愛い食器を持ってて良かったな。



パティスリー ジャンヌトロワ
〒113-0033 東京都文京区本郷4-1-1 TEL: 03-3811-3874 FAX: 03-5689-2010 
《平日》9:00~19:00《祝日》10:00~18:00 曜定休


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4/3の話の続き


本郷三原堂に寄った 後は向かいのパティスリー・ジャンヌトロワへ。(外観は≫以前の記事 を参照)

前回来た時には購入できなかった季節限定菓子を購入するためです。


ムース・オ・サクラ1

期間限定のお菓子「ムース・オ・サクラ」



ムース・オ・サクラ2

「小豆のムースを桜餅の皮で包みました」とのことで、結構「和テイスト」です


もう一つの目当てだった、季節限定菓子「天使のほっぺ」は2年ほど作ってないそうです。残念。

ギモーヴ(マシュマロ) は購入しましたよ。


パティスリー ジャンヌトロワ
〒113-0033 東京都文京区本郷4-1-1 TEL: 03-3811-3874 FAX: 03-5689-2010 
《平日》9:00~19:00《祝日》10:00~18:00 曜定休


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4/3の話の続き


東京国立博物館 を後にして、本郷三丁目へ向いました。家で食べる和菓子・洋菓子を購入するためです。

最近、「菓子を通じて季節を感じる」って素敵なことだと気づきました(気づかされました)。


1件目は本郷三原堂(外観は≫以前の記事 を参照)

前回購入した「苺の桜餅」が美味しかったのと、写真を撮り忘れた後悔があったためです。


苺のさくら餅1

小さくて可愛い、苺の桜餅(自宅で撮影)

苺のさくら餅2

家にあった食器に乗せて、それっぽく撮影

苺のさくら餅3

飲み物は麦茶でいただいてみました。


自宅にケーキ皿(菓子皿)が無いことに気づいたので、実はカップ&ソーサーのソーサーに乗っているというのは秘密だよ!

苺の桜餅はやっぱり美味しかったですよ。


本郷 三原堂 〒113-0033 東京都文京区本郷3-34-5 
TEL: 03-3811-4489 FAX: 03-3811-8194 
《平日》9:00~19:00 《祝日》10:00~18:00 日曜定休


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久しぶりに連ドラの初回を見ました。 日テレ火曜pm10時~のセクシーボイスアンドロボです。

セクシーボイスアンドロボの原作 は僕の中では歴代トップ3に入る漫画なので、かなりハードルは高かったのですが・・・。



以下、ネタバレもありますので、興味があって、見る予定のある人はご注意。



「主演・松山 ケンイチさんでドラマ化決定」のニュースを見た時点で、キャストの豪華さから「結構力を入れて(視聴率を取りに来てる)ので、大ハズシすることはないだろう」とは思っていたのですが、予想以上の出来。初回としてはほぼ100点。ドラマ的なアレンジも概ね不満なし。

ニコ役の大後寿々花さんは(演技が上手いと噂は聞いていましたが)はじめて見ました。大後さんに関しては120点以上。可愛い上に演技上手すぎ。 「セクシーボイスアンドロボ」というくらいなので声色の演技力の求められる役柄ですが、台詞が無い時の目の演技も良いですね。目力があります。

台詞では、ロボに2万円を見せながら言う台詞


「これでさっさと買っちゃいな」


がしびれました。




初回を「三日坊主」の回にして、三日坊主役を中村獅童にする、と言うのは、計算(三日坊主は原作ファンの間でも人気のあると思われる。中村獅童出演の話題性。松山ケンイチさんとデスノートつながり。)もあったでしょうが、「吉」と出た気がします。何だかんだ言って、中村獅童は演技上手いよね。

僕はとにかく、下手な演技を見せられるほど不愉快なものはないので、原作イメージより演技を重視していました。
(原作のイメージとはかなり違う)松山さんがロボ役、というのはむしろ歓迎していましたよ。原作の主人公ニコより、ドラマではロボ推しなのも、まぁいいかと。でも、ちょっと気負いすぎに見えましたなぁ。三枚目に慣れていない感じが見えました。2話目以降に期待。

あと、細かいところでは、ニコのお父さん役が塚本晋也(映画監督)とはマニアック。スタッフロールで気がついたのですが、オープニングナレーションは池田秀一(赤い彗星のシャア)。

「三日坊主」の回のストーリーとしても、「多少のアレンジはいいけど、三日坊主が死ななかったら嫌だなぁ」と思っていたのですが、散り際を丁寧に描いてありました。そこが違っていたら次回から見なかったかも。


このままのクオリティで最後まで行ったらDVDボックスを購入してしまう勢いだ。

そういえば、セクシーボイスアンドロボの原作者、黒田硫黄さんの≫大日本天狗党絵詞(エコトバ) という漫画は、僕が友人と仲良くなったきっかけだったりします。しみじみ。



↓セクシーボイスアンドロボの原作も久しぶりに読みたくなりましたよ。

黒田 硫黄
セクシーボイスアンドロボ1

↓「三日坊主」の回は2巻に収録されてます

黒田 硫黄
セクシーボイスアンドロボ 2 (2)


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4/3の日記の続き。

この日の目的は≫ひとり花見 とダヴィンチ展だったのですが、久しぶりに訪れた東京国立博物館なので、はしゃいでいるうちに疲れてしまいました。


参照) ≫東京国立博物館①本館の建物  ≫東京国立博物館②本館内部  ≫東京国立博物館③表慶館の建物


ダ・ヴィンチの描いたオリジナルは「受胎告知」だけなのも知っていましたし、

「それだけじっくり見て図録買って帰るか~」

という感じになってしまいました。


ダヴィンチ展3

受胎告知を全面に推したポスター


ダヴィンチ展1

この奥に「受胎告知」が展示されています


空港並みの物々しい危険物検査、そして絵の前で立ち止まれない仰々しさが批判の対象となっていますが、まぁ良いんじゃないの?十分良く見られましたよ。

本館には「受胎告知」のオリジナル、平成館にはその解説や、ダヴィンチの実験について詳細に説明されている区画が。

平成館の方も一通り見ましたが、図録を読んでからもう一回見たほうが面白そう。

ダヴィンチ展2

第2会場は平成館


そもそも、僕はダヴィンチについては良く知らないんですよね。興味が無くは無いんですけど。第2会場の企画は予備知識が無い状態ではちょっと楽しめないよね。良い機会なんで、もう一回来ま~す。


余談ですが、ダヴィンチコードブームの時に、ごく親しい友人に

「COZYは美術好きだけど、ダヴィンチコード(映画)は見ないの?」

と言われました。

僕にしてみると、

「COZYはうどんが好きだったよね。おいしいサラダうどんの店があるんだけど。」

と言われるくらい違和感がありました。


「オレが好きなのはサラダうどんじゃねー!」


っていう感じ。

まぁ、若干八つ当たり気味ですね。


東京国立博物館はとても楽しい所ですが、常設展示と企画展の内容が全然リンクしないので、どうしたもんかな。

早起きして、「午前2時間ダヴィンチ展、午後3時間常設展示」くらいじゃないと楽しみきれないよね。常設展示3時間じゃ全然足りないんだけど、本当は。

というわけで、

↓この本も気になるところから読んでるところです。奥が深いよ、ここは。

新潮社, 東京国立博物館
とんぼの本 こんなに面白い東京国立博物館

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東京国立博物館①本館の建物

東京国立博物館②本館の内部

の続き。


外観が格好良いのは、なんと言っても表慶館ですよね。



東京国立博物館・表慶館1

池越しに見る表慶館


喫煙コーナーとゴミ箱が若干、野暮な場所にある気もしますが、建物は面白いです。

屋根の形が特徴的。



東京国立博物館・表慶館4

ゲームに出てくる宮殿みたいです



東京国立博物館・表慶館2

庭の雰囲気と相まって、外国みたい

東京国立博物館・表慶館3

よく見ると、壁の細かいところも造り込まれています

とんぼの本 こんなに面白い東京国立博物館 によると、

「明治建築の中でも傑出した洋風宮殿建築の極みとして、昭和五十三年に重要文化財指定された。」

とのこと。

明治時代にこんなモダンな建築を作って、それが現存してるってすごいですよね。余談ですが、重要文化財指定されたのは僕の生まれた年です。


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